神谷町脳神経外科クリニック

03-6809-2802

聴神経腫瘍など脳神経鞘腫の治療例(その1)

当院では、ZAP-Xを用いて様々な病態に対する定位放射線治療を実施しております。以下に、疾患の概要と本治療の適用例を提示いたします。医師または医療機関からのご請求に限り提供させていただきますのでお問合せ下さい。

症例5 50代 女性 左聴神経腫瘍  

 左耳聴力低下を主訴に 大学病院脳神経外科を紹介されて受診。聴力検査結果は持参されずも電話での会話は可能とのこと。脳神経外科では聴力温存は手術を実施してみないとわからないとの説明あり。ZAPX定位放射線治療による聴力温存率と 腫瘍制御率について説明を求めて 紹介されて画像資料持参にて夫婦で来院される。左聴力やや強く低下気味にて やや会話も不自由。耳鼻咽喉科よりの標準純音聴力検査を確認し 手術とZAPX定位放射線治療について説明し 納得が得られたので 画像を取得し ZAPX定位放射線治療計画を作成し 水、金、月の3日、3分割にてZAPX定位放射線治療を実施する。次回3か月後に当院にてMR追跡、聴力追跡を予定する。

                



                           
                       
腫瘍内部崩壊(空白)が確認され 特に訴えなく聴力変化の自覚なし

症例7 70代 男性 右頚静脈孔神経鞘腫

 総合病院脳神経外科より紹介にて来院。2014年に頚静脈孔腫瘍を指摘され 年1回画像追跡を実施。現在も無症候。腫瘍は徐々にに増大し脳幹を接しやや圧迫がみられ 今後も増大がみられること、手術治療では誤嚥性肺炎を来す可能性があること、現在無症状であることよりZAPX定位放射線治療を提案されて当院受診。ZAP定位放射線治療計画を作成し 水、木、金の3日でZAPX定位放射治療を実施。今後 紹介の脳神経外科医と共に当院にて追跡予定とする。

 


 
腫瘍は内部の造影効果減弱 体積は若干増大を示す
腫瘍は内部の造影効果減弱 体積は縮小を示す 症候は何らみられず 無症候を継続
 

症例8 70代 女性 左顔面神経鞘腫 

 市立総合病院にて開頭手術、その後同院にて追跡。この1年で左中頭蓋かから後頭蓋かかけて4~5㎜増大し 近隣の大学病院脳神経外科に紹介される。大学病院にて 症候は 左後頭蓋かより肩にかけて疼痛、頭重感、ふらつき、顔面感覚麻痺、左聴力消失。
顔面神経鞘腫の診断にて 年齢を考慮されて 紹介され当院来院。ZAPX定位放射線治療計画作成にて 月、水、金の3日 3分割にて娘さん同伴にて通院にて治療実施。今後 紹介の大学病院脳神経外科医と連携にて追跡予定。
 



 

症例25 40代 女性 右舌下神経鞘腫術後

 大学病院脳神経外科医より診療情報、画像資料持参にて遠方より家族3人で来院される。約3年前、舌の形状の変化(右半側萎縮)に気付くも そのまま経過を見てたところ 右手のしびれにて 近医にて精査し 右舌下神経鞘腫を指摘される。地元公立総合病院にて大掛かりな開頭手術の提案、説明を聞き、大変驚いて、有名な脳神経外科の手術する病院を探して遠方より受診する。 2年前4月 その著名な脳神経外科医にて 頭蓋内~舌下神経管の腫瘍は摘出。頭蓋頸椎移行部~頚部にかけて残存腫瘍あり、この腫瘍に付き ZAPX定位放射線治療の提案受けて当院 初診に至る。術後残存する頭蓋頸椎移行部~頚部にかけての残存腫瘍に付き MR,CT画像を取得し 残存腫瘍を確認し ZAPX定位放射治療の計画作成し 2日2分割にて治療を実施とする。 治療終了後 大学病院脳神経外科医にZAPX定位放射線治療実施の報告を送付し 本人、家族の希望にて当院にて3か月後 診察、MR画像追跡を予定とする。
 
腫瘍内部は明らかに空洞化をみせ 腫瘍体積はやや膨張をみせている
腫瘍内部は前回に比して更に空洞化をみせ 腫瘍体積は明らかに縮小をみせる
嚥下障害、嗄声など 下位脳神経症候は全く見られない

症例27 60代 男性 右聴神経腫瘍術後

 20年前に視力低下指摘され 大学病院脳神経外科受診し 右聴神経腫瘍を指摘されるも聴力低下なく 本人の意志にて経過観察されず、2年前に別のクリニック受診し聴神経腫瘍の増大を指摘されて 紹介の大学脳神経外科を受診し 1年半前に腫瘍摘出手術治療実施に至る。術後 腫瘍被膜の集積が錐体骨内に残存し 増大はみられないも腫瘍の大きさを考慮し ZAPX定位放射線治療の紹介に至る。ZAPX定位放射線治療実施のためのMR,CT画像を取得し 治療計画を作成し 1日1回照射のZAPX定位放射線治療実施に至る。治療後 紹介大学に治療実施に報告を送付し 共に経過観察の予定とする。
Mail
TEL