神谷町脳神経外科クリニック

03-6809-2802

治療実績 症例83~症例88

当院では、ZAP-Xを用いて様々な病態に対する定位放射線治療を実施しております。以下に、疾患の概要と本治療の適用例を提示いたします。医師または医療機関からのご請求に限り提供させていただきますのでお問合せ下さい。

症例83 60代 男性 右鼻腔癌、蝶形骨洞内再発

 大学付属病院耳鼻咽喉科より 紹介診療情報、画像を持参し当院初診される。4年半前 近医の耳鼻咽喉科受診し 鼻腔内腫瘍を指摘されて紹介された大学付属病院耳鼻咽喉科で 広範囲頭蓋底切除再建手術実施される。切除断端陰性 T1N0M0。その後 追加治療なく 経過観察継続。手術治療4年半後 診察、画像検査、蝶形洞生検にて再発が確認されて 再度の手術治療は困難と判断されて 当院のZAPX定位放射線治療に紹介され来院される。ZAPX定位放射線治療について丁寧に分かりやすく説明尽くし 紹介大学へ再度相談に戻られる。1か月後 紹介医と相談の上 再度来院される。再度 ZAPX定位放射線治療について説明し納得を得て 即日 治療に要するCT,MR画像を取得し 治療計画を作成し その週内に2回照射でZAPX定位放射線治療を実施に至る。今後は2~3か月後に 当院で再度 診察、画像追跡を予定し 紹介大学耳鼻咽喉科と 情報を共有する。

症例84 40代 女性 後頭蓋過正中部テント髄膜腫

 大学付属病院脳神経外科より紹介診療情報、経過を示す画像を持参にて夫婦2人で来院される。診療情報によれば7年前 後頭蓋過正中部テント髄膜腫について開頭手術を実施し 直静脈洞に接していた部分を残す形で手術を終える。 その後 経過観察実施し 1年毎に少しづつ増大ををみせ 現在3X2㎝に至る。MR画像にて直静脈洞の描出が不良、矢状洞、横静脈洞にも接しており全摘出は困難と考慮し 更に 患者さんが 再手術は実施したくないとの希望にて手術に代えて 当院でのZAPX定位放射線治療を勧められて 紹介来院に至る。 持参の紹介診療情報、経過の画像を確認し ZAPX定位放射線治療につい説明を尽くし 夫婦に納得を得て 即日 治療計画作成に要するCT,MR画像を取得し 治療計画を作成し 同週内の3日3分割にて 通院でZAPX定位放射線治療を実施に至る。治療後は紹介の大学付属病院脳神経外科に治療実施の資料を添付して 報告を送付し 今後の 追跡情報を共有とする。
 

症例85 70代 女性 右聴神経鞘腫、 左顔面痙攣手術治療後

 脳神経外科クリニックより紹介診療情報、画像を持参し 娘さん2人と来院される。前年初夏に 左顔面痙攣にて紹介脳神経外科クリニック受診され 近医病院にて顕微病下微小血管減圧術 microvascular decompression を実施。この術前MR画像で対側、右聴神経腫瘍を指摘され 紹介クリニックを再診し 経過観察される。右聴神経鞘腫の治療も考慮され 年齢も考慮されて 当院でのZAPX定位放射線治療を勧められて初診となる。診察で聴力障害はみられず ZAPX定位放射線治療の実施ついて説明し納得を得て 即日 治療計画作成に要するCT,MR画像を取得し、治療計画を作成し 次週1日1回照射でZAPX定位放射線治療を実施する。今後 紹介脳神経クリニックへ資料を添えて治療報告を送付し 今後共に追跡情報を共有とする。
 

  

症例86 60代 男性 転移性小脳腫瘍  腎癌原発 

 大学病院脳神経外科より紹介診療情報、画像情報を持参し 夫婦で来院される。1年前の秋に 頭痛と視界がぼける感じを自覚し 近隣の大学病院を受診し 小脳出血性梗塞の診断で入院となり 精査にて腎癌を指摘され 紹介の大学病院泌尿器科へ紹介転院となる。同院脳神経外科にて 左小脳扁桃の嚢胞性病変は周囲の脳浮腫を伴い転移性脳腫瘍を疑い 昨年年初めに開頭摘出術を行い 病理診断は腎癌(clear cell carcinoma)の転移性腫瘍と診断される。その後 同大学病院泌尿器科にて腎癌について化学療を継続し 秋に再度 右小脳半球に小さな造影病変を認め 経時的に増大を示し 新たな転移病変と考慮されて 当院でのZAPX定位放射線治療を勧められて来院される。診察にて神経症候診られず 持参の画像にて右転移性小脳腫瘍が確認される。当院で治療を説明し納得を頂き 即日 治療計画作成に要するCT,MR画像を取得し 治療計画を作成し 1日1回でZAPX定位放射線治療を実施する。治療後 紹介大学病院脳神経外科へ資料を添えて報告を送付し 今後の経過情報を共有とする。
 

症例87 60代 女性 左中頭蓋窩髄膜腫術後

 大学病院脳神経外科より紹介診療情報、画像情報を持参され 元気に来院される。4年前 頭痛の精査にて左中頭蓋窩髄膜腫を指摘され 2年前に明らかな腫瘍増大と脳浮腫を伴い 治療目的に紹介大学病院へ受診される。その後 紹介の大学病院脳神経外科で開頭腫瘍摘出を施行。硬膜内腫瘍、蝶形骨~眼窩壁への骨浸潤した腫瘍を摘出し 頭蓋底の骨内にわずかに腫瘍が残存し 1年後MR画像にて腫瘍は一回り増大をみせ 左卵円孔に近接し 左顔面の違和感あり。今後について 患者さん本人と相談し 当院でのZAPX定位放射線治療へ紹介される。診療情報、画像情報を確認し、治療実施の説明に納得を得て 即日 治療計画作成に要するCT,MR画像を取得し 治療計画を作成し 3日3分割で自宅よりの通院で ZAPX定位放射線治療を実施する。治療後 紹介大学病院脳神経外科へ治療実施の資料を添えて報告し 今後共経過観察情報を共有とする。
 

症例88 10代 男性 視床下部過誤腫

 脳神経センター病院脳神経外科より 紹介診療情報、画像持参し 母親と2人で来院される。診療情報によると 現在 思春期早発症に付き小児科医で経過観察中。紹介医にて抗てんかん薬内服中。複雑部分発作(HIAS)は笑い発作ではなく うろうろしたり 動作が止まってしまう時もあり 典型的な30秒~1分 問いかけにうなずくけど覚えていない等の症候をみせるとの事。ZAPX定位放射線治療の適応判断、治療実施の依頼にて来院する。当院での治療の説明に納得を得て CT,MR画像を取得し MR画像で 鞍上槽内に境界明瞭な円形結節がみられ 脳実質とほぼ同信号、造影後も明らかな造影効果を認めないことを確認し 診断が視床下部過誤腫と確認し 治療計画を作成し 次週1日1回照射でZAPX定位放射線治療を実施する。治療後 紹介脳神経外科へ資料を添えてZAPX定位放射線治療実施の報告を送付し 今後の経過観察情報を共有とする。
 
 
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