神谷町脳神経外科クリニック

03-6809-2802

治療実績 症例76~症例82

当院では、ZAP-Xを用いて様々な病態に対する定位放射線治療を実施しております。以下に、疾患の概要と本治療の適用例を提示いたします。医師または医療機関からのご請求に限り提供させていただきますのでお問合せ下さい。

症例76  80代 女性 左円蓋部髄膜腫(異形髄膜腫疑い)

 関西地方の総合病院脳神経外科よりの診療情報、画像を持参して娘さんと2人で来院される。 約5年前 めまい症状にて近医受診し MRIで指摘された左円蓋部髄膜腫。 その後1年毎にMRIで追跡されて少しずつ増大傾向が確認されるが手術治療の希望がなく 紹介の総合病院脳神経外科を紹介され本年 受診する。 受診後MRIで更に増大が確認されるも手術治療が受け入れられず ガンマナイフ治療などの放射線治療の説明もされるも納得されず まずは経過観察の方針とされる。しかし その月末に 一過性右手指麻痺があり、同院 救急受診。既知の髄膜腫の影響が疑われ、これまでの無症候性とは異なると判断される。その後 本人、家族が 当院でのZAPX定位放射線治療の希望され 紹介されて来院される。都内に宿泊されるため 即刻 治療計画作成に要するCT,MR画像を取得し ZAPX定位放射線治療計画を作成し 翌日より3日3分割でZAPX定位放射線治療を実施する。治療終了後 紹介脳神経外科へ資料を添付し報告を送付し 今後の追跡情報を共有とする。

症例77 70代 男性 転移性脳腫瘍 肺小細胞癌

 都立病院脳神経外科より 肺小細胞癌、右側頭葉底部のやや大きめの転移性脳腫瘍について紹介状、画像を持参し 夫婦で元気に来院。現在は 肺小細胞癌の化学療法は中断し 来月から再開予定。診察にて無症候、MR画像でZAPX定位放射線治療の良い適応病態と判断し、即日 治療計画の作成に要するCT,MR画像を取得し 治療計画を作成し 週末、木、金曜日の2日で ZAPX定位放射線治療を実施する。治療後 紹介の都立病院脳神経外科へZAPX定位放射線治療の資料を添えて 治療実施の報告を送付し 今後の臨床情報を共有とする。
 

症例78 70代 男性 小脳テント部転移性脳腫瘍 耳下腺癌

 大学病院脳神経外科より 紹介状、画像を持参して娘さんと2人で当院来院。 同大学病院耳鼻咽喉科にて 耳下腺癌治療実施中。無症候だが左右に拡がる小脳テント部転移性脳腫瘍がみられ 当院でのZAPX定位放射線治療を勧められれて来院される。 MR画像で 左右小脳テント部前後に拡がる腫瘍を確認し ZAPX定位放射線治療が充分に適応することを確認し 即日 治療計画作成に要するCT,MR画像を取得し 治療計画を作成し 次週 月 火 水曜日の3日3分割で ZAPX定位放射線治療を実施する。 治療実施後 紹介の大学病院脳神経外科へ報告を送付し 患者さんの希望にて当院での追跡診察、画像追跡を予定し 情報を共有とする。

症例79 50代 女性 悪性神経膠腫

 地元の総合病院脳神経外科より 患者さん自身の強い希望にて紹介状、画像を持参し当院へ夫婦2人で元気に来院。傷病名は右頭頂葉、悪性神経膠腫Glioblastoma  1年前に左手にしびれを自覚し その1か月後に左片麻痺がみられ 近医クリニックより紹介されて 紹介元の地元の総合病院脳神経を受診。受診後 同月 開頭腫瘍摘出術施行、腫瘍の前方は摘出を控えた部分摘出。病理診断はGlioblastoma で 年末から年始にかけて30日60Gy放射線治療実施。その後 化学療法を継続実施。約10カ月後に左半身しびれ増悪があり MRIで再発腫瘍増大を確認し 化学療法の増量強化とノバリスによる追加の放射線治療を考慮する方針を示される。一度 ZAPX定位放射線治療の説明を患者さん本人が強く求めて 資料持参し当院来院する。診察にて意識清明、左半身麻痺確認。ZAPX定位放射線治療の説明に納得を得て 即日 治療計画作成に要するCT,MR画像を取得し 治療計画を作成し 週末から次週にかけて5日5分割で ZAPX定位放射線治療を自宅よりの通院にて実施する。治療後は 地元の総合病院と共に追跡情報を共有とする。

症例80 40代 男性 成長ホルモン産生下垂体腺腫   

 総合病院脳神経外科より診療情報、画像を持参し1人で元気に来院する。 前年1月に紹介医にて 巨大な成長ホルモン産生下垂体腫瘍を 経蝶形骨下垂体手術で約半分ほど摘出し 残存部分は4月に経頭蓋で摘出を試みるも 視神経に非常に強固に癒着しており 摘出を断念する。その後 皮下注化学療法を1か月毎に継続し 成長ホルモンの低下が正常上限にとどまり それ以上低下せず MR画像上もいびつな形でトルコ鞍上部に伸展しており ZAPX定位放射線治療のみの選択方法がないかと考慮して 当院へ紹介される。治療について説明し 納得を得て 即日 治療計画作成に要するCT,MR画像を取得し 治療計画をより正確に2部位に分けて作成し 3日自宅よりの通院でZAPX定位放射線治療を実施する。治療後は紹介脳神経外科へ資料を添えて報告し 追跡診療情報を共有とする。

症例81 50代 男性 大きな右三叉神経鞘腫術後、右動眼神経周辺の残存腫瘍

 大学病院脳神経外科より診療情報、画像を持参し 1人で来院される。約3年前 紹介の脳神経外科にて開頭腫瘍摘出手術実施し 腫瘍は右動眼神経周辺は 被膜を残した状態で摘出し 動眼神経機能は残存しており 経過観察継続。今回 1年前より比較して残存被膜周辺に再発腫瘍が確認されて 腫瘍制御の目的にて ZAPX定位放射線治療を検討を求めての来院。本人が放射線治療による動眼神経機能不全の可能性を非常に心配されてるとの事。来院後 診察にて 現在の症候は 右三叉神経鞘腫摘出後右顔面知覚障害、右動眼神経周囲腫瘍の摘出後の右動眼神経麻痺(複視)、ZAPX定位放射線治療の説明を実施し 納得を得て 治療計画作成に要するCT,MR画像を取得し 治療計画を作成し その後 2日2分割でZAPX定位放射線治療を実施する。治療後は紹介脳神経外科に治療実施の報告資料、画像を添付して報告送付し 今後の追跡状況を共有の方針とする。

症例82 60代 女性 悪性神経膠腫

 大学病院関連の総合病院脳神経外科から診療情報、画像を持参し 外国籍の患者さんが 娘、息子さん、通訳者共に来院された。2年前に自国の脳ドックにて 左前頭葉深部に脳腫瘍を指摘され 都内の大学病院へ紹介され入院し 昨年春 ナビゲーションガイド下、腫瘍生検を施行し 病理診断は悪性神経膠腫。その後 拡大局所放射線照射30回60Gy、内服化学療法を継続。追跡MR画像では1年以上良好な経過をみせるが 最近になり右半身麻痺が出現し MRIで脳浮腫の拡大と造影病変の出現が確認される。今後の治療につては点滴化学療法と定位放射線治療の方針とし 本人も納得し 当院の定位放射線治療を勧められて車椅子にて来院に至る。診察にて意識清明、右半身麻痺、MR画像で広い範囲の脳浮腫を伴う左半球頭頂葉脳梁の周囲に拡がる腫瘍の画像が確認される。治療法に納得を得て 治療計画を作成し 週内に3日3分割でZAPX定位放射線治療を実施する。治療報告を紹介脳神経外科に送付し 今後の追跡情報を共有とする。
 
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