治療実績 追跡報告 症例16、21、22,25、28、38
当院では、ZAP-Xを用いて様々な病態に対する定位放射線治療を実施しております。以下に、疾患の概要と本治療の適用例を提示いたします。医師または医療機関からのご請求に限り提供させていただきますのでお問合せ下さい。
症例16 50代男性 非機能性下垂体腺腫
約8年前 頸部痛にて発症した左椎骨動脈解離に対して 近医院脳神経外科にて保存加療、外来経過観察をされており その後 経過観察の頭部MRIにて左海綿静脈洞部からトルコ鞍内に突出する腫瘍病変を指摘される。1年位前より腫瘍増大が確認され 視神経への圧迫も疑われ 市立病院脳神経外科を受診し 耳側盲が検出され 治療方針確定の為に 国立大学病院脳神経外科を紹介されて受診となる。大学病院脳神経外科にて腫瘍が増大傾向にあり 視神経への圧迫があり年齢を考慮し 経鼻腫瘍摘出術が望ましいとの説明を受けた。その上で本人は職業柄(生命保険社員)脳腫瘍の治療に詳しく 一度当院での治療を検討したいとの意向にて 大学病院脳神経外科より紹介状を持参して遠方より 当院来院された。治療法につき充分説明を尽くし 了解を得て MR,CT画像を取得し ZAPX定位放射線治療計画を作成し 5日5回分割にて 都内の宿泊ホテルより通院で ZAPX定位放射線治療実施した。今後 当院にて経過観察し 紹介元の国立大学病院脳神経外科へ報告の継続とする。
症例21 40代女性 耳下腺癌転移性脳腫瘍
がん専門の研究病院、頭頸部内科より診療情報にて 数か月前にセカンドオピニオンを求めて家人2人が来院。診療情報提供書によれば 4年前に左耳下腺癌悪性腫瘍手術、上頸部郭清術、顔面神経下顎縁枝再建後、術後病理で顔面神経浸潤があり 66Gy放射線治療実施。2年再発なしと確認し 都内大学病院形成外科で左顔面再建手術実施。1年前夏頃より頭痛あり、12月より複視が出現し 左副咽頭間隙に再発腫瘍を認め脳神経外科医にて外科的治療は不可能との判断される。家族が様々な治療を探すことを希望されて当院への受診を希望されたとのこと。持参した頭頚部CT画像にて 複視(外転神経麻痺)の原因の大変進行し巨大化した大きな転移性脳腫瘍と周辺に大きく広がる脳浮腫を確認し、ZAPX定位放射線治療を説明し 納得いただき治療実施の予定とした。その後数日後に 紹介がん専門病院より化学療法の継続を提案されて予約は解除された。その後1か月後に再度、がん専門病院よりの診療情報にて治療の予約が入り ZAPX定位放射線治療を実施に至る。治医療用のMR,CT画像を取得し ZAPX定位放射線治療計画作成し 大きな転移性腫瘍を2つに分けてそれぞれ3日3分割にて 自宅よりの通院で ZAPX定位放射線治療の実施に至る。治療1か月後にMR画像追跡を予定し紹介元と情報を共用とする。
症例22 80代男性 非機能性下垂体腺腫
約10年前より 近医脳神経外科で下垂体腫瘍について年1度画像追跡され 少しずつ腫瘍増大確認される。5年前頃より 自覚的に右視野欠損を自覚するも 脳神経外科に伝えなく 眼科医院2~3カ所受診されるもいずれもドライアイと指摘される。最後の眼科医院にて視野欠損指摘され 地元の大学医学部付属病院脳神経外科受診となる。大学病院脳神経外科では 年齢、全身状態を考慮し ZAPX定位放射線治療を勧められて 診療情報、画像持参にて息子さんと当院受診となる。視野欠損の資料、ホルモン検査結果等を確認しつつ MR、CT画像にて大きな下垂体腫瘍確認し ZAPX定位放射線治療計画を作成し 5日5分割にて自宅より通院でZAPX定位放射線治療を実施する。今後 紹介元の大学病院脳神経外科と共に経過観察とする。
症例25 40代女性 右舌下神経鞘腫術後
大学病院脳神経外科医より診療情報、画像資料持参にて遠方より家族3人で来院される。約3年前、舌の形状の変化(右半側萎縮)に気付くも そのまま経過を見てたところ 右手のしびれにて 近医にて精査し 右舌下神経鞘腫を指摘される。地元公立総合病院にて大掛かりな開頭手術の提案、説明を聞き、大変驚いて、有名な脳神経外科の手術する病院を探して遠方より受診する。 2年前4月 その著名な脳神経外科医にて 頭蓋内~舌下神経管の腫瘍は摘出。頭蓋頸椎移行部~頚部にかけて残存腫瘍あり、この腫瘍に付き ZAPX定位放射線治療の提案受けて当院 初診に至る。術後残存する頭蓋頸椎移行部~頚部にかけての残存腫瘍に付きMR,CT画像を取得し 残存腫瘍を確認し ZAPX定位放射治療の計画作成し 2日2分割にて治療を実施とする。 治療終了後 大学病院脳神経外科医にZAPX定位放射線治療実施の報告を送付し 本人、家族の希望にて当院にて3か月後 診察、MR画像追跡を予定とする。
症例28 50代女性 眼窩内髄膜腫 円蓋部髄膜腫
症例38 40才代女性 左錐体斜台部髄膜腫再発、左海綿静脈洞部髄膜腫再発
大学病院脳神経外科より紹介されて夫婦2人で来院。 約2年10か月前、自宅近くの大学病院脳神経外科にて開頭摘出術を実施も その後すぐ再発し6か月後、紹介の大学病院脳神経外科にて再度摘出手術。更に、その4か月後、再増大にてガンマナイフ実施。
その後、再増大の頚静脈孔部腫瘍に対してノバリス治療時実施。その後、約6か月後に再増大、急速増大、顔面の感覚異常、嗄声、嚥下障害が強くなる症候もありZAPX定位放射線治療を勧められて紹介初診となる。紹介資料を確認し、治療法を説明し、納得を得て治療実施用のCT,MR画像を取得し、ZAPX定位放射線治療計画を作成し腫瘍を4部位に分けて、1部位は1日1回照射、2部位は3日3分割にて6日通院にてZAPX定位放射線治療を実施し、紹介大学病院脳神経外科と追跡情報を共有とする。
治療後、追加で大学へ腫瘍の病理診断を確認にて腫瘍細胞が増殖しようとする能力を見る時に指標になるMIB-1(5ー10%)にて再発リスクが高いことが了解される。
その後、再増大の頚静脈孔部腫瘍に対してノバリス治療時実施。その後、約6か月後に再増大、急速増大、顔面の感覚異常、嗄声、嚥下障害が強くなる症候もありZAPX定位放射線治療を勧められて紹介初診となる。紹介資料を確認し、治療法を説明し、納得を得て治療実施用のCT,MR画像を取得し、ZAPX定位放射線治療計画を作成し腫瘍を4部位に分けて、1部位は1日1回照射、2部位は3日3分割にて6日通院にてZAPX定位放射線治療を実施し、紹介大学病院脳神経外科と追跡情報を共有とする。
治療後、追加で大学へ腫瘍の病理診断を確認にて腫瘍細胞が増殖しようとする能力を見る時に指標になるMIB-1(5ー10%)にて再発リスクが高いことが了解される。
腫瘍内部は崩壊領域がやや拡張をみせる
