治療実績 症例45~症例50
当院では、ZAP-Xを用いて様々な病態に対する定位放射線治療を実施しております。以下に、疾患の概要と本治療の適用例を提示いたします。医師または医療機関からのご請求に限り提供させていただきますのでお問合せ下さい。
症例45 60代 男性 異形顔面神経鞘腫(富細胞性神経鞘腫) 左慢性乳突蜂巣炎
症例46 50代 女性 左聴神経腫瘍術後
大学病院脳神経外科より紹介状、画像を持参し当院初診。 前医にて約3年前に左聴神経鞘腫摘出手術を実施。腫瘍は非常に血管豊富で易出血性の腫瘍だが幸い腫瘍は被膜を残す形で腫瘍摘出する。その後、外来診察、画像追跡を実施するも今年になり急速に腫瘍の増大を認め、当院でのZAPX定位放射線治療が望ましいとの判断にて紹介状、画像を持参し当院来院する。
紹介状、画像を確認しZAPX定位放射線治療の適応と判断。治療に用いるCT,MR画像を取得し、ZAPX定位放射線治療計画を作成し 自宅よりの通院にて3日3回分割にてZAPX定位放射線治療の実施に至る。治療後、顔面神経神経麻痺が生じ2週間の内服にて改善を示した。今後、紹介の大学病院と連携して追跡情報共有とする。
紹介状、画像を確認しZAPX定位放射線治療の適応と判断。治療に用いるCT,MR画像を取得し、ZAPX定位放射線治療計画を作成し 自宅よりの通院にて3日3回分割にてZAPX定位放射線治療の実施に至る。治療後、顔面神経神経麻痺が生じ2週間の内服にて改善を示した。今後、紹介の大学病院と連携して追跡情報共有とする。
症例47 30代 男性 右経静脈孔神経鞘腫術後
症例48 20代 男性 右聴神経鞘腫術後
症例49 70代 男性 転移性脳腫瘍 肺小細胞癌
症例50 40代 女性 転移性脳腫瘍(再発) 髄膜播種 乳癌
近県の公立病院脳神経外科より画像、診療情報を持参し当院へ来院。 同院乳腺外科にて約9年に渡り同院での特別な化学療法を実施。 3年前に右小脳転移について定位放射線治療実施済。その後、乳腺外科にて化学療法にて右小脳転移は縮小し髄膜播種の所見は消失。その後は再発なく、元気に自立生活。本年1~3月より極小の多発脳転移がみられ、4月乳腺外科で化学療法を再開し、7月ご本人に意向にて化学療法が中断。5~9月に徐々に中脳、小脳、前頭葉に転移性腫瘍が増大する。当院での定位放射線治療を本人が希望されて今回の紹介に至る。即日MR,CT画像を取得し、散在する多発脳転移、髄膜播種を確認、ZAPX定位放射線治療計画を作成し可能な限りZAPX定位放射線治療を翌週より実施する。
