治療実績 症例14~症例19
当院では、ZAP-Xを用いて様々な病態に対する定位放射線治療を実施しております。以下に、疾患の概要と本治療の適用例を提示いたします。医師または医療機関からのご請求に限り提供させていただきますのでお問合せ下さい。
症例14 50代男性 嗅神経芽芽細胞腫(再発)
2015年夏に鼻閉感、鼻出血を自覚し 公立総合病院受診、鼻腔鏡と頭部CT検査にて鼻腔内より前頭蓋底腫瘍指摘され 大学病院を紹介され受診。鼻腔より生検術、嗅神経芽細胞腫の診断。9月初旬 手術で有名医の在籍する私立総合病院脳神経外科受診。Cyberknife治療後に手術の判断となる。9月末Cyberknife治療8分割実施。その経過観察 にて腫瘍は50%以上縮小。2016年3月初旬手術。その後複視、眼球運動障害出現。病理組織診断;嗅神経芽細胞腫。その後 脳神経外科クリニックにてMR経過観察継続。今回、画像にて左海綿静脈洞内に再発腫瘍出現にて ZAPX定位放射線治療につき 2025年3月末当院初診。ZAPX定位放射線治療作成にて 左海綿静脈洞外側3日3分割、内側1日1回照射実施。今後当院にて経過観察。
症例15 60代女性 転移性脳腫瘍 子宮癌
症例16 50代男性 非機能性下垂体腺腫
約8年前 頸部痛にて発症した左椎骨動脈解離に対して 近医院脳神経外科にて保存加療、外来経過観察をされており その後 経過観察の頭部MRIにて左海綿静脈洞部からトルコ鞍内に突出する腫瘍病変を指摘される。1年位前より腫瘍増大が確認され 視神経への圧迫も疑われ 市立病院脳神経外科を受診し 耳側盲が検出され 治療方針確定の為に 国立大学病院脳神経外科を紹介されて受診となる。大学病院脳神経外科にて腫瘍が増大傾向にあり 視神経への圧迫があり年齢を考慮し 経鼻腫瘍摘出術が望ましいとの説明を受けた。その上で本人は職業柄(生命保険社員)脳腫瘍の治療に詳しく 一度当院での治療を検討したいとの意向にて 大学病院脳神経外科より紹介状を持参して遠方より 当院来院された。治療法につき充分説明を尽くし 了解を得て MR,CT画像を取得し ZAPX定位放射線治療計画を作成し 5日5回分割にて 都内の宿泊ホテルより通院で ZAPX定位放射線治療実施した。今後 当院にて経過観察し 紹介元の国立大学病院脳神経外科へ報告の継続とする。
症例17 20代女性 成長ホルモン産生下垂体腺腫の術後
症例18 60代男性 非機能性下垂体腺腫
約1年前から両眼の見えにくさを自覚され眼科を受診し、両耳側半盲を認めて 地元の脳神経外科に紹介となり下垂体腺腫と診断後、都内の脳神経病院に紹介されて2019年12月に経蝶形骨洞下垂体腫疡摘出術を受けました。術後に低Na血症認め、水分制限の対応で改善し、12月末退院。 病理検査結果は gonadotroph adenoma(非機能性下垂体腺腫)。術後視野障害は改善し、その後、脳神経外科にて追跡、継続。2022年9月のMRI検査で、右海綿静脈洞内に残存腫瘍を認めており、徐々に増大傾向を認めて 患者様とご相談の上、当院紹介されて初診される。治療用のMR画像を取得し 海綿静脈洞部(右>左)に残存腫瘍を確認しZAPX定位放射線治療計画を作成し やや大きい右海綿静脈洞前部残存腫瘍につき3日3分割、小さな左海綿静脈洞後部残存腫瘍につき1日1回照射にて、やや遠方の自宅より通院にてZAPX定位放射線治療を実施。 紹介元の脳神経外科へ報告し 当院にて今後治療後の追跡の予定とする。
症例19 70代男性 後頭部の大きな傍矢状洞髄膜腫
一過性健忘症の精査にて 大きな傍矢状洞髄膜腫を指摘され 大学病院脳神経外科を紹介されて受診する。大学医学部脳神経外科にて MR画像で 後頭部正中部に33㎜x30㎜の髄膜腫を疑う腫瘍病変を認め上矢状静脈洞への浸潤も疑われた。9か月後のMR画像にていずれの方向にも3㎜の増大を認め 現時点で無症候だが年齢を考慮し 当院のZAPX定位放射線治療を勧められて 紹介状、画像を持参にて本人一人で当院初診される。当院でのZAPX定位放射線治療につき充分説明し了解を得てMR,CT画像を取得し ZAPX定位放射線治療の計画を作成し 金、月、水、金曜日の4日4分割にて 1人自宅よりの電車通院で治療を実施する。今後 本人の希望にて紹介元の大学病院脳神経外科にて追跡とする。
